人物紹介: 南 麻耶さん(織りボランティア)
こんばんは。マーケティング部のひかるです。
今日は私たちの協力者の一人、南 麻耶さんをご紹介します。
先週ご紹介した織り機第1号ですが、
当初は全く役に立っていませんでした。
時間を掛けて丁寧に織っても、
横幅がずれて曲がったり、
糸の間が見えてしまいスカスカになったり、
触り心地の悪い硬い仕上がりになったり、
製品と呼べる品質には程遠い状況でした。
これは織りの技術だけの問題なのか?
それとも織り機自体がダメなのか?
ここは思い切って、織りに詳しい人に来て頂こう!
そう考えボランティアを募集し応募してくれたのが南さんです。
南さんは20代半ばの織りが大好きな女性で、
織りの知識も経験も豊富な方です。
今年の4月にケニアに到着してから今まで、
この織り機で様々な試行錯誤を繰り返し、
多くの改善点を指摘してくれました。
ケニア人スタッフともすぐに仲良くなり、
根気強く織りの指導をしてくれています。
現在、織られているマットは当初とは比べものにならない品質です。
普段は穏やかで可愛らしい笑顔を見せてくれるのですが、
織り機に向かう姿は一転して、真剣な眼差しで作業に取り組んでくれています。
そんな南さんのボランティア期間も後数日となってしまいました。
織り方や素材の撚り糸、織り機周辺機材など、
これまで南さんから頂いた幅広い助言を糧に、
さらに生産体制をステップアップさせていきます。
なお、織り機については、
現在の織り機ではスピードやデザインに限界があるため、
南さんの助言を頂きながら、目下改良版の織り機を模索中です!