動物を見るならココ!絶対押さえておきたいケニアの国立公園8選(後編)
今回も引き続きケニアの国立公園をご紹介していきます。
4.ナイロビ国立公園
ケニアの首都ナイロビにある国立公園です。
大きさは小さいですが、ライオンやキリン、サイなど様々な動物が暮らしています。
中心街から近く日帰りで行くことができます。
ナイロビ国立公園で僕が見た光景はサバンナで悠々暮らす動物たちの背後に見えるビル郡です。
独立後、ナイロビは急速に発展していきました。
動物たちが暮らす場所にも近代化の波は押し寄せてきています。
僕はこの光景こそ今のケニアの姿だと感じました。
これまで動物と人類が共存してきたケニアだからこその景色だと思うのです。
5.ツァボ・イースト&ウェスト国立公園
総面積が四国もあるほど、とても広大な国立公園です。
かつてウガンダ鉄道をひく工事の際に起きた人食いライオン事件で有名な場所です。
ツァボウェストは僕の好きな国立公園の1つです。
それはこの広大な景色にあります。
どこまでも続く大地。
遠くに見える地平線。
自分が地球と大地に暮らしていることを実感させてくれるからです。
180度に渡って広がる大パノラマは写真で伝えることはできません。
ケニアに来て見た中で、とても印象に残っている景色です。
6.サンブル国立公園
ケニアでは貴重な動物たちが暮らす国立公園です。
立って食事をする珍獣ゲレヌクや体の模様が美しいアミメキリンに会うことができます。
サンブル国立公園で僕がぜひ出会って欲しい動物は、グレービーシマウマです。
シマウマって実はいくつか種類がいるんです。
このグレービーシマウマの特徴はめちゃくちゃ模様が細かいことです。
その美しいフォルムは一度見たら目を奪われます。
が、ずっと見続けさせてはくれません。
なぜならその細かい模様が目をチカチカさせるのです。
こうやってライオンなどの肉食獣の目も錯乱させてるんでしょうね。
子孫を残していくために変化して対応していく自然の進化の偉大さを感じます。
7.ヘルズゲート国立公園
首都ナイロビから1時間半でいくことのできる国立公園です。
ここの魅力はなんと言っても自転車サファリです。
通常の動物サファリでは車から降りることは絶対にできません。
しかし、国立公園内をサイクリングしながら動物たちを見ることができるのです。
一度ケニアの広大な大地をサイクリングをしたかった僕は大興奮でした。
風を切りながらサバンナを走るのは最高に気持ちがいいです。
僕が楽しく走っていると、離れたところにイボイノシシの群れがいました。
たまたま走る方向が一緒だった僕らはしばらくのあいだ並走していました。
短いのに意外と足の早いイボイノシシに置いて行かれないようにペダルを漕いだのは、とてもいい思い出です。
さて、いかがだったでしょうか。
同じケニアの中でも様々な国立公園あり、それぞれ違う楽しみ方があります。
僕は動物サファリが大好きです。
大地に沈んでいく夕陽を見ていると、自分が地球で暮らしていることを改めて実感します。
動物たちが生きている様子をみていると、自然の素晴らしさ・尊さを感じます。
人も動物も共に同じで暮らしています。
人間も同じ場所で生まれ、かつては生活をしていました。
普段触れ合うことのない世界だけれど、どこか懐かしい気分になるのは僕らの人間らしい本能の部分がそう感じさせるのかも知れません。
ちょっと疲れた時サファリに行くと、いつもパワーをもらうことができます。
日本から見るとケニアは少し遠い国かも知れません。
けれど人類の原点の地であり、動物たちが広大な大地と厳しい自然の中で生きている姿は筆舌に尽くしがたいです。
一度体感していただくことをつよ~くお勧めします!
これだけの国立公園に行くことができた僕はとても幸せ者ですね。
横山