2014-01-01から1年間の記事一覧
皆さま、こんばんは。 2014年も、残すところ数時間となりました。 年越しの準備でお忙しいことと思いますが、 アンバーアワーとして今年最後のご挨拶をさせて頂きます。 2014年は皆さまにとってどの様な年でしたでしょうか。 アンバーアワーの一年を簡単に振…
先週のつづき。 農村部の女性グループと一緒に、新しくサイザルバッグ作りを始めよう! そう意気込んで、始まった新たなプロジェクト。 女性たちと意気投合し、僕たちは具体的なサイザルバスケット作りに入りました。 まずはオーダーするサイザルバッグの打…
12月。 街中がライトアップされ、手袋をはめてホットチョコレートを飲みながら、粉雪の降る夜空を見上げる恋人たち。ああ、美しき愛のクリスマスよ。 時を同じくして、ここマチャコス。 街はいつものように牛とヤギが闊歩し、工房で汚れた手のままチャイを飲…
amber hour のブログ読者のみなさま、 メリークリスマス! 大切な人と待ち合わせされている方。 家族とケーキを食べる方。 教会に行かれる方。 一人、ワインを飲む方。 大勢の友人と楽しまれている方。 いつも通り、平日の水曜日を過ごしている方。 皆さま、…
工房のある街から車で走ること1時間半。 ケニャタと言うのどかな田舎の村に辿り着きます。 そこにはかつて、ある人たちから見捨てられた女性グループがいました。 このグループは昔サイザルバッグ作りを盛んに行っていました。 それは外国人のバイヤーが彼女…
こんばんは。ひかるです。 先週ご紹介した素敵なランチのあと、実はあるイベントに参加しています。 その名は・・・東京レザーフェア(Tokyo Leather Fair)!! 年に2回行われる皮革専門の見本市で、 革の展示はもちろん、デザインコンテストやファッション…
素敵な製品を作るため、新しい色の染料を探すことも私たちの仕事です。 しかしここケニアでは、染料に辿り着くまでの道のりは果てしなく長いのです。。。 今回はつい先日起きたエピソードをご紹介します。 先月、とある女性がたまたま染めた物の中に綺麗な赤…
鶴の恩返し方式の機織りトレーニングが始まって1か月半。 工房の美しい鶴たち、織り子さんの上達も早く、この1か月、とにかくブックカバーのデザインを確定するために、工房では来る日も来る日も織り続けていました。 試行錯誤して決まったデザインは4つ。サ…
皆さま、こんにちは。ひかるです。 ここ最近ずっとパソコン作業で事務所に引きこもっていましたが、先週の木曜日は久しぶりに外出しました。多くを学んだ刺激的な一日について少しお話しします。 まず向かったのは銀座。きらびやかなのにどこか古さも併せ持…
さて今回は私たちが商品を作る為に必要なサイザル麻の撚糸についてご紹介していきます。 以前にもお伝えしましたが、私たちが使っている撚糸は一般的な撚糸よりかなり細い糸を使用しています。 これを用いることで、なめらかさが上がるなど商品の出来が大き…
オフィス兼生活空間として借りているアパート。 私が滞在するようになって2か月、小さなヤモリも暮らし始めていました。 目をクリクリとさせ、一生懸命足を動かして床をはう姿が何とも愛らしく、時にはシャワーで、時にはキッチンで、その小さな体で息をし、…
皆さま、こんばんは。先日ついに冬用のコートを出してしまい、なんとなく負けてしまった気がしているひかるです。 さて、今日は先週に引き続きWebデザインについて。ホームページ作りというと、パソコンにかじりついて、ひたすら暗号の様なコードを打ってい…
今回はサイザルの糸を撚ってくれている女性グループへの定期訪問についてご紹介します。 約3週間から1ヶ月に1度、私たちはそれぞれの地方に住む彼女たちを訪問し、作ってくれた素材を回収しています。 しかし実はこれが結構な大仕事なのです。 それは、彼女…
その日は、何となく朝からせわしない感じがしていました。 前日に素材の支払いでもめたこともあり、気持ちはやや疲れていました。 朝8時。 出勤時間を過ぎて間もないころ、一人のスタッフから遅れるとのメール。 9時から地元のグループを訪問する予定だった…
皆さま、こんにちは。マーケティング部のひかるです。 自称「手作りマーケティング」屋の私は、 ホームページの作成とデザインも担当しています。 実は、会社を始める前はホームページの知識はゼロ。 HTMLとCSSの意味も違いも分からず、ホームページ作りをど…
こんにちは。 今回も引き続き、素材であるサイザル麻に関する取り組みをご紹介していきます。 私たちの製品の素材であるサイザル麻を使って細い紐を(素材)撚ってくれているのは、地方に住む女性たちです。 彼女たちの居住地域には多くのサイザル麻が生えてお…
ケニアの時間の流れは、優雅。 通勤時間にせわしなく歩く日本の朝とは違い、時間に余裕をもって、ゆったりと歩いて職場に到着します。急いでもいいことはないよ、ということわざが語るように、ケニアは「ポレポレ(ゆっくり)」という概念が浸透しています。…
皆さま、こんばんは。マーケティング部のひかるです。 ここ数か月、日本の職人さんとお話しする機会が増えています。 商品の品質を上げるためにいろいろなヒントを教えていただくのですが、 長年の経験と修行で培われた技術、そして商品の目利きは本当に尊敬…
今回から私達の製品の原材料である、サイザル麻についてご紹介いきたいと思います。 サイザル麻から繊維を抽出し、製品作りに使える紐にするまで様々な工程があります。 その工程や取り組みなどをお伝えできればと思います。 今回はサイザル麻について過去の…
靴職人のジョセフは、その日も相変わらず職人らしく、暗い部屋で黙々と靴を作っていました。前回のマット加工に続き、今度はブックカバーの加工をお願いすべく、彼のもとを再訪。その場で一緒に作ってみると、慣れた手つきできれいに仕上げてくれました。(…
こんばんは。最近関東はすっかり寒くなりましたが皆さま風邪などひかれていないでしょうか。 寒さに弱い私は休日になると毛布お化けとなり、お茶を啜りながらテレビの前に陣取ります。見るものは決まって、一週間撮り溜めておいた朝の連続テレビ小説(通称:…
今回の草木染めシリーズは実験編です。 草木染めの素人の私たちにとって、とにかく必要なのは経験です。 それぞれの木からいったいどんな色が染まるのか。 染色担当スタッフのマウロと共に様々な実験を行いました。 今回はその様子をお届けします。 始めに染…
製品の加工にはミシン処理が必要で、またどうしたらデザイン性のある加工ができるか、それを模索してくださったのが、革職人の小椋さん。 サイザルはしなやかさと丈夫さが特徴ですが、布のように直線に縫うことは難しく、熟練者の小椋さんの工夫で、何とか形…
皆さま、こんばんは。日本もすっかり秋色に染まりましたね。こんな季節はカメラを片手に散歩するのが楽しみになります。 最近の私の小さな趣味は、日本の風景にアンバーアワー製品を登場させること。オフィス街、デパート、土手、自転車置き場、庭園、駅、等…
今回はいよいよ草木染めの染めの段階についてご紹介します。 当然ですが、染める為には最初にお湯を沸かせねばいけません。 日本ではスイッチ1つでガスが来ますが、ここではそうはいきません。 まずは木屑と水を用意します。 私たちの工房の周りには他の業種…
マチャコス地域には、小さな中心街だけで3つも店舗を構える地元密着型スーパー、ピータームレイがあります。 このスーパー、ちょっと大き目の専属宅配三輪車(トゥクトゥク)があり、スーパーの仕事とは関係なくても、重たいものを運ぶときなど電話一本で飛…
こんばんは、ひかるです。皆さまは「オープンソース」という無料で使える種類のソフトウェアをご存知ですか? まだ一般的にあまり知られていないこれらのソフトは、ベンチャー企業にとって強い味方です。 まず、ソフトウェアには ・市販ソフト・オープンソー…
さて前回に引き続き草木染めについてのお話です。 今日は2回目ということで、染料のお話をします。 草木染めの染料は主に幹の皮を使います。 他にも木の葉っぱや根っこなどを使うときもあります。 今回は一般的な幹の皮をご紹介します。 当然ですが、染料と…
私たちの工房がある街、マチャコスの小さな靴屋さんに、ジョセフという職人がいます。暗い部屋で、古いミシンを使い、灯油で温めた七輪のようなもので靴の底をかたどりながら、立派な革靴を作っています。 アンバーアワーの製品は、本来良質な革を使って加工…
おはようございます。ひかるです。今日の手作りマーケティングのお話は「オリジナリティー」について。 マーケティング担当者というものは、企業の大小に関わらず常に「オリジナル」なアイディアを探しています。自分の会社と他社との違いはどこにあるのか。…