2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

素材に対するこだわり~ケニアの女性たちと共に歩んできた道のり~

1か月に渡り、僕たちの織り糸を撚ってくれる女性グループを紹介してきました。 最後となる今回は、僕たちの織り糸作成に対するこだわりをご紹介しようと思います。 以前にも書きましたが、僕たちが使っている織り糸は一般的にサイザル麻で撚られる糸より6分…

ケニアで踊る・・・シンデレラの悲しい結末

先週末、オフィス兼ハウスは水と電気が止まっていました。 パソコンのバッテリーを使いきり、悲しいかな、こうなるとそうそう仕事ができない、電気文化育ちの私は一気に手を持て余します。 ということで、マチャコス随一の公園、マチャコスピープルズパーク…

ライバルは商店街のイタリアン?!小さなレストランの大きな背中

皆さま、こんばんは。 マーケティング部のひかるです。 今日、お昼休みに散歩に出たら川沿いに咲く満開の河津桜を見つけて、早めの春を楽しみました。 いつもの道や風景の中に、ちょっとした発見が潜んでいることってありますよね。 私がいつも使っている駅…

たった一人の女性から。~織り糸グループ、再生の物語~

さて今回も織り生地の為のサイザル麻の織り糸を撚ってくれる 女性グループのお話です。 今回の主人公はこの女性、ジョセフィンさんです。 彼女は村の為、そして僕たちの為にたった一人で立ち上がってくれた女性です。 彼女の住む村は工房のあるマチャコスか…

見渡す遠景の先…故郷モンバサに馳せる思い

ここマチャコスの地元スーパーで働く青年、マステキ。 アンバーアワーの「運び屋」として頼りにしていた彼は、私が一時帰国中に転職をし、街のトゥクトゥク(三輪タクシー)のドライバーになっていました。 なぜか彼から慕われている私。 ケニアに戻ってから…

サイザルバッグのかわいいアレンジ方法、3つご紹介しちゃいます!

皆さま、こんばんは。マーケティング部のひかるです。 今日の主役は・・・ サイザルバッグです! 気付けば、このブログでバッグについてあまり語ってきませんでしたが・・・ サイザルバッグは私たちの「看板娘」。大切な商品です。 公言しましょう、私はアン…

帽子からワインケースまで!?幅広いサイザル麻の可能性。

今回も前回に引き続き、ブックカバーのサイザル麻の織り糸を撚ってくれている女性グループ をご紹 介します。 女性たちの中には、織り糸作り以外にも技術を持った方々がたくさんいます。 今日はそんな女性グループを紹介していきたいと思います。 マチャコス…

2秒の作業に見る、価値観の違い

慌ただしい3週間の一時帰国を終え、眠りこけたドーハ行きの飛行機から、現在ケニアに向かう機内でこれを書いています。 私がアンバーアワーに入ってから、ずっと抱えていた課題がありました。 それは、商品として求められるていねいさ、仕上げの美しさについ…

あれから4年 ~ソーシャルプロダクツアワードの会場で思い出された記憶~

皆さま、こんばんは。 マーケティング部のひかるです。 今日は時期的なこともあり少々個人的な内容となりますが、ご了承くださいませ。 「あれから4年」。 先日、友人と品川駅付近を歩いていたら、突然、あるホテルを指差し 「震災のときはあそこのロビーに…

ケニアのおばあちゃんの知恵袋!~伝統技術から草木染めまで~

今回も前回に引き続き、ブックカバーのサイザル麻の織り糸を撚ってくれている女性グループ をご紹介します。 今回ご紹介するのは、工房のあるマチャコスから車で約30分、山奥の村で暮らしている女性たちです。 グループメンバーがほとんどがご高齢のおばあち…

私がケニアで織っているもの

正直に言おう。私はとれてしまったボタンを縫い付けることさえ下手である。 正直に言おう。私は編み物の棒さえ持ったことがないほど、手芸に縁遠い人間である。 もっと正直に言おう。私の人生で、「織る」という行為と毎日かかわるなど、到底思っても、まし…

結ばれていた、深い信頼関係。~ケニア・サイザル織り糸作成グループ紹介~

今回から僕たちのブックカバーに使われるサイザル麻の織り糸を撚ってくれている女性グループを再びご紹介していきます。 過去にも2グループ紹介していますで、そちらも是非ご覧ください!(本文下にリンク有!!) さて今回ご紹介する女性グループは僕たちに…