日本語に似ている!?不思議なスワヒリ語の世界!





ケニア公用語スワヒリ語です。

僕も2年間頑張ってスワヒリ語を勉強しましたが、

語学が苦手な僕はあまり上手にはなりませんでした。。。

 

しかし、勉強する中でたくさんの面白い発見がありました。

今回はあまり日本人と接点のないスワヒリ語

日本語の不思議な共通点をご紹介したいと思います。 

1. ライオンキングで学ぶスワヒリ語

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スワヒリ語で最も有名な言葉が、

「ジャンボ!(Jumbo)」だと思います。

 「こんにちは」という意味です。

 

しかし、ディズニー映画「ライオンキング」を見たことがある人なら、

実はすでにいくつかスワヒリ語を知っているんです。

 

例えば映画ではお馴染みのフレーズ

「ハクナマタタ(Hakuna Matata)」!

 

これは日本語で「大丈夫」という意味です。

ニュアンス的には『なんくるないさ~』みたいな感じです。

 

また登場人物の名前にもスワヒリ語が使われています。

主人公のシンバ(Simba)は「ライオン」という意味です。

イボイノシシのプンバ(pumbaa)は「まぬけ」で、

ヒヒのラフィキ(rafiki)は「友達」という意味です。

 

ほら、意外と知っているでしょ?

 

僕もラフィキはケニアでよく使いました。

ケニアでは1回話せばもうみんな「ラフィキ」です。

そもそも「知り合い」なんて言葉があるのかも謎です・・・。 

 

2. 誤解される?日本語と似ているスワヒリ語

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スワヒリ語を学んでいると、

日本語?っと思われる言葉がいくつかあります。

 

例えば、

「何?(Nani)」って思わず言ってしまうフレーズだと思います。

これをスワヒリ語では「誰?(Who?)」の意味になってしまいます。

 

あと思わず出てしまう「マジ!?(Maji)」というリアクション。

これはスワヒリ語では「水(Water)」を表します。

 

ケニアでは使わないけれど「サバ(saba)」は、

スワヒリ語で数字の「7」を意味します。

 

その他面白いなっと思ったのが、

「ピリピリ(piripiri)」の「唐辛子」、

「バラバラ(barabra)」の「道路」です。

 

日本語っぽいですが、スワヒリ語でも通じます。

 

日本語でも雨がシトシト降るなど、

音を表現するような場合に言葉を繰り返すことがあります。

 

それと少し感覚が似ているのかもしれませんが、

他にも「カティカティ」「ポレポレ」など可愛らしい言葉がたくさんあります。

 

僕はときに「あれ?」って言葉をよく使って、質問攻めにあいました。

響きがスワヒリ語に似ているので、誤解されたのかもしれません。

 

また「これ(This)」とか「どれ(Which)」などの2文字言葉は

覚えてもらえやすいので、ぜひケニア人に教えてあげてみてください。 

 

3.  日本人の名字がスワヒリ語に隠されていた!?

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別に都市伝説的なことではありませんよ。

 

ではどんな名前があるのが、まずは名字のご紹介です。

有名なのはこのお三方です。

「近藤(Kondo)」さん

「宮下(Miyashita)」さん

「坂田(Sakata)」さん

 

それぞれ意味が

「羊」「 600」「腰を振って踊る」という意味になります。

 

また名前もあります。

「くみ(kumi)」さんは「10」で、

「ゆうこ(yuko)」さん「あなた」という意味です。

 

この名前の人は一瞬でケニア人に名前を覚えてもらえると思います。

羨ましいですねー。

 

ちなみに僕の名前は「横山(Yokoyama)」だったので、

最後まで「横浜(yokohama)」と呼ばれ続けました。。。

 

こうして見ていくと、スワヒリ語って面白いですね。

もっと勉強したらよかったなーと少し後悔しています。

 

さて最後に僕の好きなスワヒリ語のことわざをご紹介。

 

Vilima na vilima havikutani binadamu wanakutana 

山と山は会うことができないが、人と人は会うことができる

 

ではまた来週。

 

横山