刺激と挑戦の毎日 ~ケニアからの便り~
みなさま、ご無沙汰しています!
副代表のひかるです。
突然ですが、実は先週からケニアに来ています。
昨年の8月にケニアを離れてから早1年。
現場とのつながりが薄れている気がしてしまい
思い切って来ることにしました。
初めてケニアに来たときは
ドキドキと不安でいっぱいでしたが、
2回目ともなると慣れたもので、
空港の熱気や埃だらけの道路が懐かしく感じられ
車の窓に噛り付きながらずっと外を見ていました。
日本の方が海外に出られるときの感想で、
ときどき「海外の方が生きてる!と感じる」と
仰る方がいるのですが、今回久しぶりに外に出て
それは五感への刺激が違うからのでは、と感じます。
赤土と緑の混ざった山脈、
柄が大きく鮮やかな洋服や布。
朝は鶏の「コケコッコー!」に混じって
どこかの赤ちゃんの泣き声が響き、
市場に行けばもぎたての野菜特有の土の匂いがして
スープにはありとあらゆるスパイスの味がする。
(工房近くの道。いつもはもう少し晴れてます)
(町の安い布屋さん。写真を撮っていいかお願いしたら、
私の写真も撮っていいなら、という交換条件付き)
ただ普通に生活するだけで、五感がフルに刺激され
生きている力が試される。
無視できないほどの「生命」が
ここの魅力の一つかもしれません。
私は日本の繊細で儚い生き方も好きですが、
ケニアに来ると自分の中のエネルギーレベルが
グンと上がるのも身に染みて感じます。
到着1週目にして、早速アパートの水が止まりました。
当面必要な水を買ってきて大きなポリタンクに溜め、
そこから少しずつ節約しながら水を使う毎日。
本来であれば、慌てたり落ち込むことなのですが・・・
私はこの生活が結構楽しいと思ってしまいます。
電気ポットでお湯を沸かしてバケツに入れ、
そのバケツ一杯でいかに効率的にシャワーを浴びるか。
段々欲が出て、「昔はもっと少ない水でも行けたはず」と
自分に妙なチャレンジまで仕掛ける始末。
そんな「ちょっとたくましい自分」を見つけられるのも
ケニアの魅力かもしれません。
さて、1年ぶりのケニア、そして工房は
一見何も変わっていないように見えて
実は多くの変化がありました。
ブログの更新頻度をちょっと上げて、
少しずつお伝えできればと思います。
(1週間でネタ帳が埋まりそうで大変です!)
(物で溢れる工房。大掃除に向けて整理整頓スタート!)
明日は、スタッフ全員で工房の大掃除!
埃にまみれた工房がどう生まれ変わるのか・・・
楽しみです。