太陽と埃の中での大掃除はチームビルディング?
皆さま、こんにちは。
アンバーアワーのひかるです。
先週、やっと工房の大掃除を実行しました!
1日で終わるのか、不安な気持ちで始めましたが
予想以上に楽しいイベントとなりました。
まずは、いっぱいあった荷物を全部表に出し
工房の中はすっからかん。
1年で積もった埃と糸が太陽の光でキラキラし
思わず、「太陽と光の中で」という
古い歌を口ずさんでしまいました。
外では、運び出した織り機やテーブル、道具類を
女性スタッフが一つ一つ丁寧に拭いての掃除。
全員主婦なので、とにかく手際が良く
どんどん物が磨かれていきます。
今回気付いたのですが、人と掃除をすると
その人の性格が結構分かるものですね。
頼まないでも次から次へと進む人
ちょっとさぼっちゃう人
自然とリーダーになっちゃう人
丁寧にする人、しない人
疲れやすい人、パワーがあふれている人。
日々の仕事で皆のことは大体知っていますが
それでも新たな一面を見ることもできて
椅子を洗いながらこっそり観察してしまいました。
予定よりもはるかに速いスピードで掃除が進み
11時にはちょっと早めのティータイム。
思い思いの飲み物を手に、太陽の下で一休み。
特別何か話すわけでもないのに、
一緒に作業するだけで一体感が生まれるから
不思議です。
さて!一日掛かった掃除を終えた工房は
相変わらずちょっと暗くてちょっとグレーですが
棚が整理され、埃も目立たなくなり
以前よりは少し過ごしやすくなりました。
ミシン担当のワンザ先生に棚のカーテンや
玄関の暖簾(のれん)も作ってもらい
息を吹き返した工房。
織り機用の椅子も高さを直して織子さんの名前を
それぞれに書いたところ皆大満足。
そもそも、「このままでは製品が汚れる!」という
危機感から決行した掃除でしたが、
結果的にスタッフとの距離も縮まり、
思わぬチームビルディングの機会となりました。
唯一の心残りは、バンダナで耳を隠さず外にいたため
生まれて初めて耳が日に焼けて痛い、
という経験をしたことです・・・
が、それさえも皆のネタになったのでわたしも満足。
柔らかな光が差し込む工房で
また、ものづくりが始まります。