村々を巡るグループ訪問。
こんばんわ。
工房担当の横山です。
今回はグループ訪問についてです。
工房のあるマチャコス県を中心に、
隣接するマクエニ県、キツイ県は、
カンバ人が暮らすエリアです。
ここにはサイザル麻を扱っている
女性グループが多数存在します。
僕らもそんなグループと
たくさんの関わりを持っています。
近い所でも1時間、
遠い所では2時間近くかけて、
グループに会いに行きます。
この様に多くのグループは
タウンからとても離れており、
電気も水道もない村に住んでいる人もいます。
僕は週に数回、
グループへの訪問を行っています。
ケニアでは長距離移動の際、
バスがマタツを使います。
マタツとはいわゆるミニバスです。
日産のハイエースが多く、
「ニッサン!」ってあだ名で
呼ばれることもあります。
マタツはケニアの至る所を走っており、
どんな田舎でも辿り着くことができます。
しかしこの乗り物、
実は出発時間という物がありません。
いつ出発するかは、
いつ乗客が埋まるかで決まります。
通常12~15人程度乗ることが出来、
いっぱいになるまで出発はしません。
なので運がよければすぐに出発しますが、
悪いと2時間待つこともあります。
1時間で着く距離で2時間待つのは、
ちょっと非効率な気がしますね。
この様な事情もあり、
なかなか予定通りいかないのがケニアです。
現在僕たちの関わっているグループは、
全体で10グループ以上あります。
人数で換算すると、
数百名単位になります。
今後まだまだたくさんの女性たちと
共働していきたいと思っています。
そんな素敵なグループの紹介は、
また後日お届けできればと思います。
横山