ケニアの草木染め事情①~紹介編~





今回から草木染めについての取り組みをご紹介させていただきます。

 

日本でも昔から行われてきた「草木染め」。ケニア人も代々、木や葉っぱから様々な色を得て来ました。

 

では百聞は一見にしかずということで、いくつか例をご紹介します。

この木の皮から、、、

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茶色が取れます。

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次はこの木です。この皮から、、、

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なんと黄色が取れます!

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一見普通の木の皮ですが、めくってみると確かに黄色をしています。

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このように、女性たちはたくさんの種類の木から色を取っています。そこで私たちは、まず女性たちから聞き取り調査を行うことから始めています。

 

しかし、彼女たちが普段使うのはカンバ語(部族語)です。なので植物の名前もみんなカンバ語です。これがまたなかなか難しいのです。同じ木であっても、地域によって読んでる言葉が違います。また、いくつかの木を同じ言葉呼ぶこともあります。

 

そのため、意外と木を特定するのが難しいのです。指を指して「これだよ!」っと言われても、残念がら僕は木の専門家ではないので、全て同じに見えてしまいます。。。

 

今はとにかく話を聞き、見て周り、実際に染めてみてみます。おかげで少しずつですが、知識がついてきました。

 

次回以降も草木染めについてお届けしようと思います。

お楽しみに。

 

横山