最初に知って欲しいアフリカ・ケニアについて3つのこと。
「アフリカ」
この言葉を聞いてどういうイメージがあるでしょうか?
最近では"エボラ熱"や"海賊"などのイメージがあるかも知れません。
アフリカと一言で言っても、そのアフリカはとてつもなく大きい大陸なのです。
その大きさはアメリカとヨーロッパと中国を足したよりも広いのです。
またアフリカ大陸の上から下の距離は、日本からスウェーデンまでの距離と同じというから驚きです。
そして、その中に56つの国があります。
よくこれからはアフリカは10億人の人が暮らしているから、今後重要なマーケットだ!っとテレビでは言っています。
しかし、この10億人をひも解くと、国も違えば、民族も違うのです。
日本から遠く離れたアフリカは、私たちにとっては1つの大きな"アフリカ国"として認識してしまいます。
でも実は「アフリカの人」と言っても民族が違えば顔つきも体格も肌の色も全然違うし、性格も文化も大きく違うのです。
そんなアフリカをもっと身近に感じて欲しく、今日のブログを始めます。
知ってほしいこと1つ目は、「アフリカ」は様々な国で成り立っているということです。
そして2つ目は、私たちにとって大切な国である「ケニア」についてです。
私たちアンバーアワーが事業を展開している家には、アフリカ大陸の東に位置します。
西に位置するナイジェリア、南に位置する南アフリカと並び、アフリカの中では経済が発展している国の1つです。
日本から飛行機に乗ること、約15時間。
地球を約4分の1まわったところにケニアがあります。
ケニアは日本の国土の1.5倍の広さがあり、そこに約4,000万人の人々が暮らしています。
僕の世代だとNHKの番組ドレミファドーナッツでソラオが言っていた「ジャンボ!」というあいさつ。
彼らが使うスワヒリ語の日常的なあいさつです。
また動物王国と名の通り、数100種類動物たちも暮らしています。
観光地としての魅力が高く、日本からの旅行者も多いです。
日本の旅行会社HISもオフィスを構えているので、困った時も安心です。
さて最後の一つは少し意外な事実かも知れません。
ケニアで最も有名な民族は、そう「マサイ族」です。
昔よくテレビ番組で取り上げられていたので、彼らがジャンプをする姿が記憶にある方も多いかも知れません。
そんな有名なマサイ族、実ははケニアの人口からみれば1%しかいません。
マラソンで有名なのは「カレンジン族」の人たちで、僕たちと仕事をしているのは「カンバ族」の人たちです。
ケニアでは40以上の民族が暮らしており、性格も容姿も得意なことも異っています。
顔つきや体格などで見る人が見たら分かるそうですが、残念ながら僕はそこまでの領域にはいけませんでした。。。
ですので「ケニア人」と言っても、実は一言で表すことはできないのです。
例えばサファリドライブでホテルに泊まった時、よく警備をしているのはマサイ族です。
しかし、受付をルオ族の人がして、料理をカンバ人、マネージャーはキクユ人だったりするのです。
これはケニアに長く住んだ人たちならわかるケニアの楽しみ方の上級編かも知れません。
もちろん彼らは住んでいる地域が異なるので、その文化も少しずつ違います。
また地域ごとに特性もあり、場所によってはサバンナがあれば、海もあります。
標高5,000mを誇るケニア山もあれば、大きな湖もあります。
動物でだけでなく様々な地域で、異なるものが楽しむことができます。
同時にサファリドライブだけでなく、ビーチでリゾートや本格登山などアクティビティもたくさんあります。
このあたりもケニアの魅力の1つですので、いつかご紹介していきたいと思います。
さて、いかがだったでしょうか?
みなさんの中にあったアフリカ、ケニアのイメージは少し変わりました?
日本から遠く離れたケニアですが、実際に行ってみると意外と身近な存在でもあります。
さて次回はケニアの治安状況の今をお伝えします。
ケニアを始めアフリカに行ってみたい!という方が一番気になる点ではないでしょうか。
実際に僕が体験したエピソードをもとに紹介したいと思います。
お楽しみに!?
横山