アフリカで学んだカラーコーディネート?マーケティング部、色あそび中。
こんばんは。
マーケティング部のひかるです。
本日のブログは訳あって、私だらけです・・・
「ひかるで満腹」と思われないことを願いつつ、始めます。
先日、ある方に「バッグのデザインやカラーはどう決めているのですか?」とご質問を頂きました。
それもそのはず、アンバーアワーの自称デザイナーと言いながら、
いざ経歴を見ると、デザインの勉強をしたわけでも、
ファッション業界に身を置いたわけでもなく、
私服も至って普通(むしろ地味)。
不思議に思われても仕方ありません。
強いて言うならば、昔から色遊びは大好きでした。
色鉛筆は最低でも36色なければ嫌だったし、
色の組み合わせを工夫しながら立体折り紙(くすだま)を趣味で作っていました。
設立当初に紅一点としてカラー選びを任されたときは
大好きな色選びを仕事にできる!とワクワクしました♪
(残念ながら今持っているセットは12色のみ・・・)
とはいえ、仕事は仕事。
私の好みだけで決めては商品になりませんし、
そもそも私自身まだ未熟者。
女性誌をたくさん読んだり、様々なお店やオンラインショップを拝見し、
ファッション好きな知り合いに教えてもらい
スケッチしたり模型を作ったりしながら進めてきました。
うん、大丈夫。
リサーチもたくさんしたし、かなり幅広いデザインやカラーを入れられたから
「ひかるカラー」だけになってないはず。
例え、たまたま自分のコーデにピッタリのバッグがあったとしても・・・
あれ・・・もう一つ・・・?
あれ・・・あれれ・・・?汗
あんなに気を付けたはずなのに、
なんか「ひかるの定番カラー」全開な気がーー?!
待て、待て。
アフリカに行って学んだではないか。
派手な色や柄を恐れないことを。
ベーシック以外のものの楽しさを!
アンバーアワーを始める前に2年間住んでいたガーナでは
私はすっかり現地の布のとりこになり
色鮮やかで柄の多い洋服を好んで作っていたのです。
自分に似合う色はこれ、と分かったつもりになっていても、
実は、機会がなくて今まで挑戦しなかった色って意外とあります。
私はガーナという異文化に行くことによって
自分でも知らなかったカラーをたくさん発見することができました。
デザインを選ぶときの大きなポイントは
お客様が日本で気兼ねなく使えるバッグであること。
とは言え、
ブラック&ホワイトの様なクラシックな色合いの他にも
ワイルドな色合いでありながらも、
日本で可愛く使えるカラーの組み合わせがきっとあるはず。
「日本に似合う色」をこちらで勝手に決めつけてはいない?
そう思いなおして色鉛筆を取り出し、
スケッチブックと頭の中のキャンバスをフル活用しながら
新しいデザインの注文を書き出していきました。
さて、いざイベントに出してみたところ・・・
紫と白のマーブル柄のバッグと
黒いシンプルなバッグをそれぞれ持って悩んでいるお客様が。
「普段使うのには黒い方がいい気がするんだけれど、
どうしてもこの紫に惹かれてしまって・・・」
あ~、この感覚。
私がガーナで味わった感覚そのもの。
「持っていただくと意外と派手でなく
馴染むことが分かりますよ」とお伝えし
鏡の前にお連れしたところ、
納得して鮮やかな紫のバッグを買っていかれました。
アンバーアワーのカラーは
これからも、どんどん増えていきます。
どうぞ、オンラインショップやイベントにいらしてください。
もしかしたら、あなたも知らなかった「あなた色」に
出会えるかもしれません。